パンツの選び方:張りのある生地を選ぶ
腰が細い・太ももが細いと弱々しく見えてしまいます。
どんなパンツを選ぶとよいでしょうか。
■張りのある生地を選ぶ
いちばんのポイントは、張りのある生地で、ウエストをジャストサイズで選ぶことです。
たとえばチノパンで堅い生地のありますよね。
厚手の綿で堅い素材は下半身の細さをカバーし、がっしり力強い印象をつくります。
夏物はレーヨンが入っているパンツも多いですが、レーヨンの比率が多いと、てれんとしてしまい注意です。
レーヨンが入っているとダメというのではありません。レーヨンが入っていると表面が滑らかで上質な印象になります。
カジュアルで、はく人が増えてきたスラックスは、やわらかい生地が多いのであまり向いていないのですが、やや太めであったり、やや生地が厚手のものを選べばOKの場合もあります。
いま格好良く見せるためには、最初からスラックスの選択を避けるのは賢くありません。
手間かもしれませんが、スラックスで痩せて見えないものを選ぶというのも格好良さへの近道です。
私が買ったスラックスで満足しているものを紹介します。
ユニクロ、ワイドフィットテーパードパンツ・セットアップ可能(2020年春夏)
https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/425783-09-003
です。これは、腰、お尻、太ももが痩せて見えません。
ウエストの内側にドローコードがはいています。
ドローコードの利点は下で書きます。
■タック入りに注目
タックがあると、そのぶん腰回りが大きくみえます。タック入りを選ぶ場合も、生地に張りのあることが必要です。
タック入りが良いといっても、生地に張りさえあればタックなしでOKです。
■ワンサイズ上げて選ぶ
全体のシルエットに少し余裕を持たせるとよいことも多いです。
ただし、生地がてれんとしたものは、歩くと生地が大きく揺れるので脚の細さが見えてきます。
このことをチェックするには、鏡に全身を映して離れて立ち、鏡に向かって早足で歩いてみるとが必要です。試着のとき忘れやすいので注意してください。
■ウエストにドローコードが入っているパンツに注目
ウエストの内側にドローコードが入っているパンツがあります。春夏ではわりと多いです。
ドローコードが入っていると、ウエストサイズがやや大きくても、余った生地が腰回りをしぜんな感じでボリュームアップしてくれます。
■補足:O脚で悩んでいる人も、張りのある生地を選べ
私は背が低い、痩せている、O脚である、鼻が低いなど、いろいろなコンプレックスがあります。
これらコンプレックスを洋服(眼鏡・帽子・マフラーなど小物も含む)でカバー、さらには利点とすることまで考えてきました。ここで、ついでなのでO脚について書いておきます。
O脚を目立たせないためには、張りのある生地、膝あたりが少し太いシルエット、アンクル丈にする(パンツのラインが真っ直ぐ落ちるようにするため)、などです。
ただ、O脚は本人が気にするほどでないことがほとんどであることも知っておいてください。
(本人は気になる部分だけを見てしまうから、意識のなかでそこだけ強調されてしまうのです。また、人はいつも正面を向いて脚を揃えてじっと立っているわけではありません。いろいろな動き、姿勢のなかではO脚はあまり目立たないのです)
O脚対策・低い鼻をどうカバーするかについては、機会があればまた書こうと思います。