姿勢を良くする:数メートル後ろに自分の分身がいると想像する
姿勢を良くすると、そのぶん身長が高くなるのももちろんですが、格好良く見えます。
しかし、無理に胸を張って歩くと疲れます。
数メートル後ろに自分の分身がいて、自分を見ていると想像するとしぜんと姿勢がよくなります。
不自然な歩き方になりません。
ファッションに自信がつくと、しぜんと姿勢がよくなります。
街を歩いているとて、だれか知っている人と偶然会わないかなって思えます。
ファションに自信がつく
→ しぜんと姿勢が良くなる
→ 姿勢がよくなると格好良く見える
→ ファッションに自身がつく
という良循環にもっていきたいです。
私が書く全部の記事は、コンプレックスをカバーしつつファッションに自信がつくアドバイスを目標にしています。
痩せていてベルトの穴が足りない:ユニクロは店舗で穴開け可
痩せているのでベルトの穴が足りないことがほとんどです。
ユニクロで買ったベルトなら店舗で穴開けをやってもらえます。
穴の位置は自由に指定できますが、他の穴と等間隔にすると、見た目もよいでしょう。
■ メッシュベルトを買えば、好みの位置で留められるので便利
レザーのメッシュベルトは、ユニクロで2990円+税。
ユニクロは、ストレッチの利く綿素材のメッシュベルトも毎年出していて、もっと安いです。
春夏の商品のはずなので近いうちに発売されると思います。
■ 補足:曲がったベルトを直す
使っていると弓なりに曲がってきますよね。
ベルトを巻く方向をたまに逆にすると、ベルトが真っ直ぐなままです。
もう、十分に曲がってしまったベルトは、しばらく逆向きに巻いて使って直しましょう。
細すぎる脚・腰をカバーするパンツ
生地に張りがあるとよい。
生地が柔らかいと脚腰の細い線を拾ってしまいます。
歩くと生地が揺れて、細い脚のラインが分かってしまいます。
試着のとき、鏡から十分離れて立ち、鏡に向かってやや早足で歩くとよくわかります。
スラックスは一般に張りがありません。
レーヨンが入っていると柔らかな生地感になるので、脚の線を拾いやすいです。
タック入りは腰にボリュームがつきます。
パンツの裾は靴にかかっていないこと。
裾が靴にかかると、パンツのラインが曲がり、脚の細さが目立つことがあります。
アンクル丈にしてしまえば、ぜんぜん問題ありません。
ワイドパンツは、脚・腰の細さをカバー出来ることもあれば、逆効果のこともあります。
ただ立ったままでいるならOKでも、歩くと脚がパンツのなかで泳ぎ、逆に脚の細さを目立たせます。
ワイドもある程度、生地の張りがあるとよいです。
スキニーは向いていません。
胸にボリュームを出す
痩せていると胸がぺたんこで格好良くみえません。
どうしたら胸にボリュームが出せるでしょうか。
アイテムごとにポイントを説明します。
■ Tシャツ
生地に張りがあることです。これは触ると分かります。
堅い素材、厚手の素材がたいていそうです。
ポリエステルが入っている生地は張りのあるものが多いようです。
柔らかな生地は身体の線を拾いやすいです。
生地に張りがないのに、サイズを上げると、かえって痩せているのが目立つ場合も多いので注意してください。
Vネックでなく、クルーネック(丸首)を選んで下さい。
試着したとき、首回りが大きすぎないこと。大きすぎたら、後ろ身頃の裾を下に引っ張って、正面から見て首回りが小さくなるようにしてください。
■ ジャケット
生地に張りがあるとよいです。柔らかな生地は身体の線を拾いやすいです。
肩や身幅がややゆったり目のつくりのものが良いです。
(いま、オーバーサイズがトレンドなので、わりと見つけやすいです)
襟に厚みがあるとよいです。
襟が見頃から浮き上がっているとよいです。
襟がぺたんこになっていたら、持ち上げて少しでも浮き上がるようにしてください。
二つボタンより、三つボタンのほうがよいです。
三つボタンのほうが、胸の近くまでジャケットの襟が来るので、痩せている胸をカバーしてくれる面積が広いのです。
二つボタンがダメではありません。
生地に張りがある、襟に厚みがある、身幅がやや大きいなどの要素があれば、二つボタンのジャケットで充分に胸にボリュームが出て見えます。
■ シャツ
生地に張りがあること。柔らかな生地は身体の線を拾いやすいです。
ややゆったり目のシルエットを選ぶ。
(ゆったり目がトレンドですので。ユニクロなど万人向けブランドのふつうのシャツでも、1、2年前から肩幅や身幅が少しだけ大きくなってきています)
オックスフォードシャツは生地に張りがありおすすめです。
シャツに張りがあまりなくても、なかに張りのある生地のTシャツ、やや大きめのTシャツを着れば痩せているのは目立たなくなります。
■ ニット
これからの時期だとカーディガンがおもでしょうか。
ニットは張りがないものがほとんどなので、痩せている人は身体のラインを拾ってしまうので難しいアイテムです。
当然ですが、カーディガンの下に着るシャツに張りがあれば問題はありません。
Tシャツの上にニット着るのは難しいです。
せっかく張りのあるTシャツを着て胸にボリュームを出しても、カーディガンを着ると胸のボリュームがつぶされてしまいます。
低身長のカバーにはタックイン:Aラインをつくる
■ タックインすると簡単にAラインがつくれる
Aラインは女子では多く見かけますが男子では非常に少ないので、そのぶん格好良いシルエットになります。
まねしにくいシルエットですね。
でもタックインなんて難しいと思っていませんか。
大丈夫です。格好良くタックインをキメる方法を下に書きます。
Aラインはトップスが小さめということです。つまり、ポイントが上に来るということです。
身長が低い人はポイントを上にもってくると良いと、よく言われますよね。
そのことで背が低いことが目立たなくなります。
身長が低い・痩せすぎの人は、もともとAラインがつくりやすい体型であり、Aラインをつくれば簡単に格好良くなるということを覚えておいてください。
また、身長の低い人は、トップスの着丈が長すぎると悩むことが多いですが、タックインでその悩みを一挙に解決できます。
さらにですが、ワイドパンツを買ったが、なんだか背が低く見えて似合わない、失敗したと緒思っている人へ。タックインしてトップスを小さくみせれば大丈夫なことも多いです。
タックインは研究のしがいがありますね。
■ 春夏こそタックイン
秋冬はタックインしてもアウターの下に隠れて見えないことも多いです。
春夏はタックインするとそれがハッキリわかるので、タックインはその効果を増します。
ただし真夏になるとタックインは暑いです。
じゃあ、やめとこ。
でなくって、だからこそ、早い時期から取り入れましょう。
■ 格好良く見えるタックインの方法
タックインって、ただシャツやカットソーの裾をパンツのなかにしまうだけでしょ。
こう思う人もいるかもしれません。
何も考えずにタックインすると真面目すぎる印象になります。
トップスがシャツなら仕事中っぽい印象になります。
カジュアルでタックインするには、そういった印象を払拭しなければなりません。
では、どうするか。
【パンツの腰回りはゆったりめを選ぶ】
タックパンツがおすすめです。
タックがなくてもドローコードのはいったパンツは、腰回りがゆったりしていておすすめでsす。
【トップスは身幅がゆったりしたものを選ぶ】
身幅がややゆったりめにつくられているトップスを選んでください。
ふだん着ているサイズより大きなサイズを選ぶ方法もあります。着丈は長くても裾はパンツのなかに入るのですから問題ありません。袖が長くなりますが、折り返せばOKです。ただ首まわりが大きくなりすぎて、首が細く見えないかの注意が必要です。
【裾をブラウジングする】
裾をパンツのなかに押し込んだら、手で少し引っ張ってパンツの上にトップスがだぶつくようにしてください。肩を上げ下げしたり、背伸びをしたりして調整してもOKです。
あとは、どうどうとすることです。
タックインなんて当たりまえという気持ちでいきましょう。
セットアップの研究:可愛いコーデから大人っぽいコーデに移行しよう
身長が低い人は可愛く見えるコーデが得意です。
学生のときはともかく社会人になると、可愛い印象を減らし、格好いいとか大人っぽく見えるコーデに移行しましょう。
■ セットアップ研究にすぐに入れ
今シーズンはセットアップがトレンドです。
セットアップは、大人っぽい印象、格好良い印象になるので、すぐに研究に入りしましょう。
セットアップが毎日着れるのは4月下旬くらいまでです。
5月になると夏の日差しでアウターいらずの日が多くなります。
うだうだしているとセットアップを着るチャンスが減ってしまい、買ってももったいないことになります。
自分に合うものを早く探しましょう。
■ 痩せている人は、肩パッドのないものを選ぶ
肩パッドが入っているジャケット(テイラードジャケット)は合わせるのが難しいです。
単純に考えると、痩せている人は、肩が痩せているのだから肩パッドで盛れば良いと思えます。
自分の肩にぴったり合ったのジャケットならOKですが、肩パッドが浮いてしまうことがほとんどです。
苦労して探すより、肩のつくりが柔らかに落ちているジャケットが向いています。
そのほうがカジュアルな印象なので、セットアップが初めての人も気楽に着れてよいです。
■ 身長が低い人は、着丈の長すぎないジャケットを選ぶ
身長が低い人は、着丈が長すぎると似合いにくいということはもちろんですが、着丈が長いとビジネススーツっぽく見えてしまうことがあります。なかにシャツを着るととくにそうです。
着丈が短めを選びましょう。
着丈はどれくらいが良いかは、なかに着ようと思うカットソーやシャツをじっさいに着て、ジャケットを着ます。何センチがよいとは一律に言えません。
なかにシャツを着た場合で、シャツを裾を出して着る場合、シャツの後ろの裾が少しジャケットの裾から出てOKです。少し出すことで抜け感がでます。
ここでの抜け感とは、セットアップだときちんと見えすぎので、リラックス感・カジュアル感をだすことを言います。
セットアップは、抜け感をつくってこそ、コーデ全体としてバランスのとれたスタイルになります。
パンツは、テーパードでやや張り感のある生地がよいです。
パンツの選びかたは以前のブログで書きましたので、そちらを見てください。
3月に着る服:せいいっぱい春物を着よう
今月から、毎月着る服を説明していこうと思います。
■ 季節を先取りした洋服を着ることで格好よくなる
寒いから厚着をする、暑いから薄着をするというのではなく、多少がまんしてでも格好良く見える、おしゃれに見えるためには季節を先取りした洋服を着るとよいです。
そんな観点からどんな服を着たらいいかを説明しようと思います。
これを読んで、クローゼットの整理や買い物の計画にも役立ててほしいです。
住んでいる場所によって気候が違ったりしますが、東京を基準にして書きます。
■ 3月のまとめ
3月は上旬と下旬とで服装が、がらっと変わります。
気温は上旬は冬、下旬は春。(ただ、今年(2020年)は暖冬で上旬から春っぽい)
でも、気分は上旬は春、下旬は春本番。
つまり、3月上旬から見た目は春っぽく、でも寒くはない着方を工夫しましょう。
【寒さ対策】
インナーダウンを使う方法はよく紹介されていますが、汗っかきの人は、電車に乗ったり、暖房の効き過ぎたビルに入ったりで急に暑くなるとインナーダウンの内側に汗がたまりやすいので注意が必要です。
痩せている人は首もとが細く見えすぎるので、ストールを活用しましょう。
綿か起毛の大きくない薄手のウール(ユニクロのカシミアビッグストールは薄手で便利)など春っぽい素材感のストールがあるとよいです。
綿のストールはAmazonなどで安く見つけられます。
また、痩せている人は重ね着しても着ぶくれしないので便利です。
私の場合、寒い日は、長袖ヒートテック+タートルTシャツ+シャツ+ベスト+ニットジャケット+ブルゾン+コートの7枚重ねです。
コートはビッグシルエット(ユニクロUのブロックテックステンカラーコート)なので、これだけ着ても普通の見た目です。
■ 上旬
春っぽく見える服、たとえばスプリングコート、薄いブルーのシャツなどをたくさんの回数着ましょう。
3月中旬になると、春っぽい服に新鮮さがなくなります。3月中旬以降は、おしゃれに見えるためには初夏っぽさが必要になります。春物が春ぽい印象で着れる期間は短いのです。
厚手のウールのアウターやボリュームが大きかったり、起毛の大きなマフラー・ストールなどは春っぽさがないので、代わりの洋服がある人は片付けてよいです。簡単にいうと起毛感のある洋服は片付けてよいです。太畝のコーディロイもです。
ウールでも起毛感の少ないものは春先OKです。4月上旬まで片付けないようにしましょう。
ショートからミドル丈のダウンジャケットや中綿入りブルゾン、ダウンベストは4月上旬まで出しておきましょう。こいういった表面がナイロンのものは起毛していないので、もろ冬っぽいという印象にならないので春先もOKです。
急に寒くなった日や夜桜見物などで必要になります。
■ 中旬
首まわり、袖、裾などに白が見えると春っぽくなります。
痩せている人は、袖まくりすると細い手首が見えて弱々しい印象になってしまいます。
ニットの下から白のカットソーや白シャツの袖を少し見えせるとよいです。2センチくらい出す程度でも効果的です。
暖かい日は、やや厚手のリネンがOKになります。
ただ、メンズではなかなかそういうアイテムは見つけられないかもしれません。
レディースでひとつ紹介します。ユニクロのレディースのリネンコットンコート(2020初夏)は身長が低くて痩せている男子が着れます。これについては、以前のブログで書きました。
暖かな日はアウターはナイロンでなく綿がよいです。
寒い日は中綿入りナイロンブルゾンなどがよいが、ナイロンは透湿性が悪いので、この時期、建物や電車のなかなは暑く感じたら、すぐ脱がないと汗が内側にたまってしまいます。
風が強い日はナイロンがよいです。
■ 下旬
桜が満開。
日差し、空気感が急に春っぽくなります。
夏を予感させさえします。
春夏用の日差しを遮る帽子が必要になります。
花見で長い時間日差しのある場所でじっとしているときなど必須です。