痩せすぎの人に救い:メンズでやっとハッキリ流行が見えてきたビッグシルエット
レディースではとっくにビッグシルエットがトレンドで、アイテムも選び放題ですが、メンズでやっとビッグシルエットの流行がはっきりしてきました。
それにつれて、安く買える服も増えてきました。
■トレンドの変化:細身のシルエットからゆとりのあるシルエットへ
2000年始めから十数年続いた細身のシルエットが終わり、ゆとりのあるシルエットが格好良くみえるようになっています。
細身が流行っていたころ、痩せている人は、細身の服が着れて良かったともいえるのですが、選び方が難しかったです。
細身でも張りのない服を選ぶと、痩せている身体の線がハッキリ出て格好よく見えませんでした。
さて、ゆとりのあるシルエット、さらにビッグシルエットの洋服が増えてきました。
とくにトップスの肩がゆったりしています。袖付けの線が実際の身体の肩のラインより下がっています。
(注意:肩パッドが、がっしり入って肩が大きく横に飛び出しているのではない)
身幅も少し余裕をもたせたものになってきています。
メンズのトップスでは、1年前よりさらに、ゆったりしてきています。
ビッグシルエットへのトレンドの以降が、よりハッキリ見えてきました。
トレンド寄りのGUではもちろん、万人向けのユニクロでもビッグまではいかなくとも、トップス、ボトムスともに少しずつゆったり目のアイテムが増えています。(ユニクロUでは大き目のシルエットが目立ちます)
ユニクロは、数年前まではダボダボすぎて格好悪い、トレンドに合わせて細身にしろと、ユーザーからさんざん言われてきたが、格好良さの基準は変わるものだ!
無印でも、1、2年前から、シャツは少しだけ身幅を大きくしたものも出てきています。今年(2020年)の春夏のシャツのサイズがどうなるか楽しみです。
MUJI Laboの商品は、たしか去年からゆったり目が多いです。
■ビッグシルエットの服を選ぶときの注意点
生地に張りのあるものを選びましょう。
生地に張りがないと、服が凹んで身体のラインが見えてしまいます。
春夏はレーヨン混のものが多いですが、身体の線を拾うので痩せている人には向いていません。
着丈が長すぎないものを選びましょう。
肩と身幅は大きめOKですが、着丈は長すぎないものを選びましょう。
(ふつうのつくりのトップスをサイズアップして選ぶと、着丈まで長くなってしまうので避けましょう)