3月に着る服:せいいっぱい春物を着よう
今月から、毎月着る服を説明していこうと思います。
■ 季節を先取りした洋服を着ることで格好よくなる
寒いから厚着をする、暑いから薄着をするというのではなく、多少がまんしてでも格好良く見える、おしゃれに見えるためには季節を先取りした洋服を着るとよいです。
そんな観点からどんな服を着たらいいかを説明しようと思います。
これを読んで、クローゼットの整理や買い物の計画にも役立ててほしいです。
住んでいる場所によって気候が違ったりしますが、東京を基準にして書きます。
■ 3月のまとめ
3月は上旬と下旬とで服装が、がらっと変わります。
気温は上旬は冬、下旬は春。(ただ、今年(2020年)は暖冬で上旬から春っぽい)
でも、気分は上旬は春、下旬は春本番。
つまり、3月上旬から見た目は春っぽく、でも寒くはない着方を工夫しましょう。
【寒さ対策】
インナーダウンを使う方法はよく紹介されていますが、汗っかきの人は、電車に乗ったり、暖房の効き過ぎたビルに入ったりで急に暑くなるとインナーダウンの内側に汗がたまりやすいので注意が必要です。
痩せている人は首もとが細く見えすぎるので、ストールを活用しましょう。
綿か起毛の大きくない薄手のウール(ユニクロのカシミアビッグストールは薄手で便利)など春っぽい素材感のストールがあるとよいです。
綿のストールはAmazonなどで安く見つけられます。
また、痩せている人は重ね着しても着ぶくれしないので便利です。
私の場合、寒い日は、長袖ヒートテック+タートルTシャツ+シャツ+ベスト+ニットジャケット+ブルゾン+コートの7枚重ねです。
コートはビッグシルエット(ユニクロUのブロックテックステンカラーコート)なので、これだけ着ても普通の見た目です。
■ 上旬
春っぽく見える服、たとえばスプリングコート、薄いブルーのシャツなどをたくさんの回数着ましょう。
3月中旬になると、春っぽい服に新鮮さがなくなります。3月中旬以降は、おしゃれに見えるためには初夏っぽさが必要になります。春物が春ぽい印象で着れる期間は短いのです。
厚手のウールのアウターやボリュームが大きかったり、起毛の大きなマフラー・ストールなどは春っぽさがないので、代わりの洋服がある人は片付けてよいです。簡単にいうと起毛感のある洋服は片付けてよいです。太畝のコーディロイもです。
ウールでも起毛感の少ないものは春先OKです。4月上旬まで片付けないようにしましょう。
ショートからミドル丈のダウンジャケットや中綿入りブルゾン、ダウンベストは4月上旬まで出しておきましょう。こいういった表面がナイロンのものは起毛していないので、もろ冬っぽいという印象にならないので春先もOKです。
急に寒くなった日や夜桜見物などで必要になります。
■ 中旬
首まわり、袖、裾などに白が見えると春っぽくなります。
痩せている人は、袖まくりすると細い手首が見えて弱々しい印象になってしまいます。
ニットの下から白のカットソーや白シャツの袖を少し見えせるとよいです。2センチくらい出す程度でも効果的です。
暖かい日は、やや厚手のリネンがOKになります。
ただ、メンズではなかなかそういうアイテムは見つけられないかもしれません。
レディースでひとつ紹介します。ユニクロのレディースのリネンコットンコート(2020初夏)は身長が低くて痩せている男子が着れます。これについては、以前のブログで書きました。
暖かな日はアウターはナイロンでなく綿がよいです。
寒い日は中綿入りナイロンブルゾンなどがよいが、ナイロンは透湿性が悪いので、この時期、建物や電車のなかなは暑く感じたら、すぐ脱がないと汗が内側にたまってしまいます。
風が強い日はナイロンがよいです。
■ 下旬
桜が満開。
日差し、空気感が急に春っぽくなります。
夏を予感させさえします。
春夏用の日差しを遮る帽子が必要になります。
花見で長い時間日差しのある場所でじっとしているときなど必須です。