コンプレックスをカバーするためには、A、Y、I シルエットのどれが良いか
身長が低い、痩せすぎで悩んでいる人はどういうシルエットが向いているでしょうか。
Aラインは、トップスのボリュームが小さく、ボトムスのボリュームが大きい。
Yラインは、トップスのボリュームが大きく、ボトムスのボリュームが小さい。
I (アイ)ラインは、トップス、ボトムスともにボリュームが小さい(細い)。
ファッション関連の本や雑誌・ブログ・YouTubeでさんざん書かれているので、各シルエットについては簡単な説明にしました。
この3つのシルエットのどれかになっていれば格好良いということになっています。
では、痩せすぎ、身長が低いと悩んでいる人は、どのシルエットがいいのでしょうか。
■痩せすぎで悩んでいる人
痩せすぎの人は、どのシルエットを選んでも格好良く見せることができます。
うらまれますね。
ファッションに自身もちましょう。
Aラインは力強い印象になります。
痩せすぎで弱々しく見えるのがいやな人はAラインを意識してみましょう。
どのシルエットを選んでも注意点があります。
A、Y、I ライン共通
【トップス】
生地に張りのあるものを選ぶこと。
シャツで説明すると、
オックスフォードは張りがあります。
リネンは張りのあるものとないもの両方あるので注意。
レーヨン混は張りがないので向いていません。
首まわりが詰まったものを選ぶこと。
たとえば、TシャツならVネックでなくクルーネック。
クルーネックでもあっても首回りの小さめのもの。
Tシャツよりも襟付きのシャツ。
スタンドカラーのシャツは難しかもしれません。
【ボトムス】
A、Y、I ライン:生地に張りのあるものがよい。
Y、I ライン: 細すぎるスキニーはNG。
Y、I ライン: ショートパンツはもちろんNG。
■身長が低いと悩んでいる人
Aライン、Yラインが良いです。
身長が低い人は、メリハリのあるシルエットを目指しましょう。
Aライン、Yラインを目指すとは、シルエットにメリハリを付けろということです。
こちらの注意点を、AとYに分けて書きます。
Aライン:
【トップス】
着丈が長すぎないこと。
肩幅と身幅は、ややゆったり目。(トレンドがそうなので)
【ボトムス】
パンツの裾が靴に触れないこと。
(つまり、パンツの丈が長すぎないこと。アンクル丈にしてしまえば問題ありません)
テーパードがよい。
(裾に向かって細いと、脚がすっきりと見え、脚が長く見えます)。
【靴】
ボリュームがあってもOK。よりAラインが強調されます。
たとえばダッドスニーカー。ただし、何色も色を使ったカラフルなダッドは流行が終わったので、黒、白だけと使ったシンプルなものでダッドのようなシルエットを選ぶこと。
Yライン:
【トップス】
Yラインでは、着丈が長くなります。着られている感をなくすため、肩幅が大きすぎないこと。肩幅、着丈がともに大きいと、洋服に比して身体が小さく見えてしまいます。
【ボトムス】
テーパードがいいのですが、トップスとのメリハリをつけるためにも、やや細めがいいです。
痩せているのが気になる人は、タック入りが合います。パンツの腰回り・太ももにボリュームが出ます。
そこにボリュームがないと、Yラインはトップスの裾幅がたいてい大きいので、相対的に腰まわりが細く見え、下半身がより痩せて見えてしまいます。
【靴】
細身のもの。靴のシルエットがパンツのシルエットと一体となって続いて見えるとよい。
靴の先端が丸すぎないもの。ただし、尖りすぎはNG。ビジネスっぽく見えたり、あまりに尖っているとホストっぽく見えるか、よくて古くさい印象。
もちろん、ハズシで先端が丸く全体がぽてっとしたダッドスニーカーを使う手もある。
(派手なダッドはトレンドではないということは、すぐ上のAラインの説明に書いた)
■ 職場などきちんとした場面では I ライン
カジュアルすぎて見えないように I ラインをつくりましょう。